Vクリエイター事務所Spiruna TikTok V統括マネージャー・IRIAMプロマネージャー。タレント活動2年・講師業2年を経てマネジメント歴3年。担当ライバー延べ500名以上、専業ライバー50名以上を輩出。
Vライバーとは、アバター(キャラクターの姿)を使ってライブ配信をする人のことです。顔を出さずに、視聴者と話したり、歌ったり、ゲームをしたりします。VTuberとの違いは「ライブ配信が中心か、動画投稿を含むか」という活動の形で、アバターを使う点は共通。収益は視聴者からのギフト(投げ銭)が中心です。
そしてもう1つ、この記事で必ず持ち帰ってほしいことがあります。いまVライバーを始める場所として最も追い風が吹いているのはTikTokだということ。フォロワー0でも「おすすめ」から発見される仕組みがあり、未経験からの参入に向いています。定義、VTuberとの違い、収益の仕組み、そしてなぜ今TikTokなのかを、担当ライバー延べ500名超の現役TikTok事務所の立場から整理しました。
この記事の要点
- Vライバーの定義と、実際にやっていること(配信中/配信の外)
- VTuberとの違いを6つの軸で整理した比較表(共通点のほうが多い)
- 収益の仕組み3つ(ギフト/時間・イベント報酬/企業案件)
- アプリごとの呼び方とアバターの用意のしかた早見表(TikTok・IRIAM・REALITY・17LIVE・ふわっち・YouTube)
- 個人勢と事務所所属の違い+関連用語の一覧
- 今Vライバーを始めるならTikTokが追い風の3つの理由(フォロワー0でも発見される仕組み)
💬 「Vライバー、ちょっと気になるかも」の段階でも、まず相談してください。
気になっていることを一言送るだけで、
TikTokでのVデビューに強い現役の統括マネージャーがあなたに合う始め方を整理します。
※18歳以上の方を対象としています。18歳未満の方は、年齢条件を満たせる時期をご確認のうえご検討ください。
Vライバーとは?——アバターでライブ配信をする人
「V」はバーチャル(Virtual)、「ライバー」はライブ配信をする人。つまり「バーチャルなライバー」を短くした言葉です。
表①:Vライバーとは(自社調べ・2026年7月30日時点)
| 項目 | Vライバーの場合 |
|---|---|
| 何をする人か | アバターを使ってライブ配信をする人。雑談・歌・ゲームなどを、視聴者とその場でやりとりしながら配信する |
| どこで活動するか | TikTok LIVE・IRIAM・REALITY・17LIVE・ふわっちなどのライブ配信アプリ/配信機能 |
| 顔を出すか | 出さない。画面に映るのはアバターで、本人の顔は映らない |
具体的にやっていることは、配信中が「雑談・歌・ゲーム・企画+コメントへの反応」、配信の外が「SNSでの告知・次の企画づくり・切り抜きやショート動画の投稿・(収益が出れば)確定申告などの事務」です。配信時間が1日1〜2時間でも、それだけで完結する活動ではありません。楽しい部分と地道な部分の両方があります。
VライバーとVTuberの違い
いちばん確かめたい部分だと思います。よく見る説明は「Vライバーはライブ配信、VTuberは動画投稿」。方向は合っていますが、実際には両方やっている人が多いため、これだけだと噛み合いません。6つの軸に分けると、違いと共通点がはっきりします。
表②:VライバーとVTuberの違い(6つの軸・自社調べ)
| 比べる軸 | Vライバー | VTuber | 境目にある場合 |
|---|---|---|---|
| ① 主な活動の形 | ライブ配信が中心。その場のやりとりで成り立つ | 動画投稿を含む。編集した作品を出す | 配信のアーカイブを動画として残す人、並行する人も多い |
| ② 主な活動の場 | 配信アプリ(IRIAM・REALITYなど) | YouTubeなどの動画プラットフォーム | TikTokはショート動画とLIVEの両方ができるため、どちらの呼び方もされる |
| ③ アバターの技術 | イラスト1枚が動く形やアプリ内3Dが多い | Live2D・3Dモデルを外部で用意する形が多い | 同じモデルを配信にも動画にも使える。技術で呼び名は決まらない |
| ④ 発信のしかた | 短い配信を高頻度で(毎日1〜2時間など) | 1本に時間をかけ、頻度は低め | 両者に共通:どちらも継続が前提 |
| ⑤ 残り方 | その場で消えることが多く、今いる人に届く | 過去の投稿が入口になり続ける | 両者に共通:配信の切り抜きで「残る形」に変えられる |
| ⑥ 収益の仕組み | ギフト(投げ銭)が中心 | 投げ銭・メンバーシップ・グッズ・広告など複数 | 両者に共通:企業案件はどちらでも発生。収入は個人差が大きい |
※厳密な区分ではなく、言葉の使われ方の傾向です。第4列のとおり、①②③は中間のケースがあり、④⑤⑥は両者に共通——共通点のほうが多い、がこの表の結論です。
本質的な違いは「その場」か「作品」か。ライブ配信はコメントを拾い、話を変え、その場のやりとりが中身になります。動画は撮って編集して完成品を出す。会話のテンポで楽しませるのが得意ならライブ配信、作り込みが得意なら動画が合いやすい傾向です。始めやすさでは、編集工程がないライブ配信のほうがハードルは低くなります。
TikTokはこの区分に当てはまりません。ショート動画とLIVE配信が同じアプリにあるため、「動画で見つけてもらい、配信でファンになってもらう」という両取りができます。どちらを選ぶか迷っている人こそ、両方試せるTikTokから始めるのが実は合理的です。
アバター・立ち絵の費用と用意の仕方は、別記事で詳しく解説します。
Vライバーの収益の仕組み
3つ目の疑問、「どうやって稼ぐのか」です。仕組みはシンプルで、収入源は主に3つあります。
① ギフト(投げ銭)——収益の中心。視聴者が配信中に送るアイテムが収益になります。アプリの手数料が差し引かれ、事務所に所属している場合はさらに事務所への還元分があります。
② 配信時間やイベントに応じた報酬。配信時間に応じた仕組みや、イベント上位の報酬を用意しているアプリ・事務所もあります(条件はアプリ・事務所ごとに異なります)。
③ 企業案件・グッズなど。知名度が上がると、商品紹介などの案件やグッズ販売が加わります。
大事なことを1つ。収入は個人差が非常に大きく、始めれば得られるというものではありません。「絶対に稼げる」と断定する情報のほうを警戒してください。金額の目安や現実的な考え方は、収入の記事で詳しく整理しています。
そして収益の観点でいちばん効いてくるのが、「新しい人に見つけてもらえるか」です。ギフトは視聴者がいて初めて発生します。この視点は、後半の「TikTokが追い風の理由」で詳しくお話しします。
誰がやっている?——個人と事務所
活動の形は2つ。個人勢(事務所に所属せず活動。自由で収益は全額自分のもの、そのぶん全部自分でやる)と、企業勢(事務所と契約。アバター制作支援・マネージャー・案件紹介を受けられ、報酬の一部を還元)です。どちらが優れているという話ではなく、今の自分がどこで詰まっているかで向き不向きが変わります。
表③:Vライバー関連の用語一覧(自社調べ)
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| Vライバー | アバターを使ってライブ配信をする人 |
| VTuber | アバターを使って活動する人。動画投稿を含む |
| 個人勢 | 事務所に所属せず個人で活動する人 |
| 企業勢 | 事務所に所属して活動する人 |
| 箱(はこ) | 事務所やグループそのもの。「同じ箱」=同じ所属 |
| ガワ | アバター(見た目)のこと |
| 魂(たましい) | アバターを演じる人。「魂募集」はキャラが先にあり演じる人を募集する形式 |
| 中の人 | アバターを演じている本人 |
アプリによって呼び方が変わる
同じ「アバターでライブ配信をする人」でも、使うアプリによって呼び方が変わります。募集要項を読むときに混乱しやすいので、整理しておきます。
表④:アプリごとの呼び方とアバターの用意のしかた(各アプリの公表情報を2026年7月30日に確認)
| アプリ | 使われている呼び方 | アバターをどう用意するか |
|---|---|---|
| TikTok LIVE | Vライバー/VTuberのどちらも | PCで公式ソフト「TikTok LIVE Studio」+アバターを動かすソフトの組み合わせが基本。スマホ経由の方法もある |
| IRIAM | Vライバー/ライバー | イラスト1枚をアプリ側で動かせる。モデリング不要 |
| REALITY | 配信者/アバター配信 | アプリ内で3Dアバターを無料で作れる |
| 17LIVE | Vライバー/ライバー(公式FAQに「バーチャル配信(Vライバー)」の項目) | 自分で用意したアバターを使う。PC配信対応 |
| ふわっち | ライバー/配信者(配信カテゴリに「Vライバー」区分) | 自分で用意したアバターを使う |
| YouTube | VTuber | 配信ソフトとアバターを自分で用意 |
※アプリの優劣や稼ぎやすさを比べたものではありません。仕様は変更されるため、始める前に各公式情報をご確認ください。
呼び方が変わる理由は、アバターの用意のしかたと視聴者の集まり方がアプリごとに違うからです。
事務所もアプリごとに分かれている
Vライバー事務所は、対応アプリごとに分かれていることが多いです。
運営元(株式会社エンターファンズ)が運営する3事務所の対応アプリ
- Linear(リニア):IRIAM・17LIVE
- Raynel(レイネル):IRIAM
- Spiruna(スピルナ):TikTokのバーチャル配信
(事務所への確認にもとづく/2026年7月時点)
1社が全アプリをカバーするのではなく、アプリ単位で担当が分かれる——他の事務所でも同様に見られる構造です。つまり「どのアプリで活動したいか」を先に決めると、応募先の候補は一気に絞れます。
いまVライバーを始めるならTikTokが追い風の3つの理由
「Vライバーとは何か」を調べているあなたに、現場からいちばん伝えたいのがこの章です。いま新規のVライバーに最も追い風が吹いているのはTikTokです。
理由1:フォロワー0でも「発見される」。IRIAMなどの配信専用アプリは、アプリ内のランキングやイベントが集客の中心で、すでにファンを持つライバーが有利な構造です。対してTikTokは、おすすめフィードのアルゴリズムが「まだ誰も知らない配信者」を新規視聴者に届けます。後発スタートにとって、この差は決定的です。
理由2:ショート動画×ライブの二段構えで伸ばせる。TikTokは動画と配信の両方が同じアプリでできます。動画で見つけてもらい、ライブでファンになってもらう——この導線は配信専用アプリでは作れません。
理由3:TikTokのVライバー市場は、まだ競争が本格化していない。Vライバー事務所の多くはIRIAM系で、TikTokに本気で特化した事務所はまだ少数。視聴者は増えているのに参入者はこれから、という段階です。成熟した市場で埋もれるより、伸びている市場で先行するほうが、未経験には現実的な戦い方になります。
もちろんTikTokにも波はあり、伸ばすには動画とライブを連動させる設計と継続が必要です。だからこそ、TikTokでのVデビューのノウハウを持つ環境で始められるかが分かれ目になります。
💬 TikTokでVライバーは自分にもできるのか、聞いてみませんか。
その質問に、TikTok専門の現役統括マネージャーが直接お答えします。
最初のショート動画に何を出すか、から一緒に考えます。
未経験・顔出しなしでも大丈夫です。
Vライバーを始めるには?——3ステップ
ステップ1:使うアプリを決める。アバターの仕組みも事務所もアプリごとに分かれているので、ここが最初です。新規に見つけてもらいながら動画と配信の両方を試したいなら、TikTokが今の最有力候補です。
ステップ2:アバターを用意する。アプリ内で作る(REALITY等)・無料モデル・既製品・イラストレーターに依頼、と幅があります。外注の目安は2Dバストアップ1〜2万円、全身2〜4万円、Live2Dで5〜15万円程度(2026年7月時点)。事務所所属ならアバター制作を事務所が負担する例もあります(権利の帰属は契約で確認)。「アバター代がネックで始められない」という人は、先に事務所に相談するのも1つの手です。
ステップ3:配信を始める。アプリごとの利用条件を確認してください。TikTok LIVEの配信は18歳以上、ギフトの受け取りも18歳以上です(2026年7月時点)。配信に必要なフォロワー数は情報源によって幅があるため、必ず公式の最新情報をご確認ください。
💬 アバターなし・機材なし・未経験でも迷っているなら、今日相談を。
いまの状況を送るだけで、
TikTokでのVデビューまでに何が必要かを現役マネージャーがご案内します。
よくある質問(FAQ)
Q1. VTuberとVライバーの違いは何ですか?
ライブ配信が中心か、動画投稿を含むかの違いです。アバターを使う点は共通で、厳密な区分ではありません。TikTokなら両方の活動ができます。
Q2. Vライバーは何をする人ですか?
アバターを使ってライブ配信をする人です。雑談・歌・ゲームをしながらコメントに反応します。配信外にも告知・企画・切り抜き投稿などの作業があります。
Q3. Vライバーの収入はいくらくらいですか?
個人差が非常に大きく、保証できるものではありません。収益はギフトが中心で、手数料や事務所還元が差し引かれます。
Q4. 顔を出さずに活動できますか?
できます。画面に映るのはアバターです。ただし声や生活情報からの特定リスクには対策が必要です。
Q5. 何歳から活動できますか?
使うアプリの条件によります。TikTok LIVEの配信・ギフト受取は18歳以上です(2026年7月時点)。事務所に応募する場合は、アプリ側の条件と募集側の応募条件の両方を確認してください。
Q6. 主婦や社会人でもできますか?
できます。配信時間を自分で決められるため生活に合わせやすい活動です。すきま時間のショート動画を資産にできるTikTokは、両立したい人とも相性が良い場所です。
Q7. 「にじさんじ」の人もVライバーですか?
にじさんじは「バーチャルライバー」という呼称を使っており、意味としては同じ言葉です。ただし活動の形は事務所によって異なるため、呼称だけで活動内容は判断できません。
Q8. 事務所に入らないと活動できませんか?
個人でも活動できます。どちらが向くかは活動のどこで困っているか次第です。迷っている段階なら、LINEで現状を聞かせていただければ「まず個人で試す」も含めてフラットにお答えします。
まとめ:言葉がわかったら、次は「どこで始めるか」
- Vライバーとは、アバターを使ってライブ配信をする人。顔を出さずに活動できる
- VTuberとの違いは活動の形(ライブ中心か動画を含むか)。共通点のほうが多く、区分にこだわる必要はない
- 収益はギフトが中心。個人差が大きく、「見つけてもらえるか」が出発点になる
- いま追い風が吹いているのはTikTok——フォロワー0でも発見され、動画と配信の両方ができ、競争はまだ本格化していない
- 呼び方も事務所もアプリごとに分かれている。最初に決めるのは「どのアプリでやるか」
「Vライバーとは何か」がわかったら、次は「どこで始めるか」。その答えの最有力候補が、いまのTikTokです。
💬 言葉がわかったら、次にどこで始めるか迷っている方へ。
TikTokでのVデビューに何が必要か、現役の統括マネージャーが一緒に整理します。
未経験・顔出しなし・アバターなしでも大丈夫で、話を聞くだけでも構いません。
※18歳以上の方を対象としています。18歳未満の方は、年齢条件を満たせる時期をご確認のうえご検討ください。
運営者・監修・更新情報
- 著者:Spiruna編集部(TikTok Vライバー専門メディア編集部)
- 監修:小林風舞(こばやし ふうま)/Vクリエイター事務所Spiruna TikTok V統括マネージャー・IRIAMプロマネージャー。担当ライバー延べ500名以上、専業ライバー50名以上を輩出
- 運営:Vクリエイター事務所「Spiruna(スピルナ)」(運営者情報)
- 利害関係の開示:本記事は、TikTok特化のVライバー事務所を運営する企業のメディアに掲載されています。この関係を踏まえたうえでお読みください
- 参考・出典(2026年7月30日確認):TikTokヘルプセンター「LIVE配信の利用条件」(配信・ギフト受取は18歳以上)/各配信アプリの公式サイト(IRIAM・REALITY・17LIVE・ふわっち・TikTok LIVE)/アバター費用は当メディアの調査に準拠。アプリ名は呼称と仕組みの違いを示すためのもので、優劣の評価や推奨の意図はありません

